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2019年6月 8日 (土)

「スクールトリップに行かなかった」ということ

本当に精神摩耗した1週間でした。

 

今週、旅行からみんなが帰ってきて久々に通常メンバーになったかいのクラスですが。

 

月曜日、学校から帰ってきたかいから話を聞くと、なんか旅行での出来事のプレゼンを小グループに分かれて行うとのことで、それ、行かなかったかい達も混ぜられたっぽく。

 

…なんで??????????

 

まぁ行かなかったのはこちらの勝手なのでしょうがないっちゃしょうがないんですけど、まさにこれが恐れてたことというか、結局旅行前後に旅行がらみにこういうことが行われることに対してどういう扱いなのかってところがね…。

 

幸いにも、かい自身はあまり気にしてなくて、むしろ私が気にする…なんで「砂浜に立ってたら波の力で足が砂に埋まっていって体を前に倒しても倒れなくなった」とかそんなことを発表するグループにかいが混じらなきゃいかんの、黙って聞いてる側でよくない???

 

結局火曜日もそんなかんじで、「アシカを見たんだって~」とかあっけらかんと言ってて、それで一緒に絵を描いたりしたそうなんだけど…かいは、「みんながいろいろ教えてくれるからそれを描いてるんだ」って言ってるけど…これって、どの子もみんなこういうふうにあっけらかんと言えるかって言ったら、そうじゃないでしょ?てかそうじゃない子のほうが多いんじゃないの?

 

しかも、よくよく聞いたら、行かなかった子は3人いるわけだけど、かいと、インド弟は、そういうふうに適当なグループに振り分けられてしまって(インド弟はいずれにしろ何の活動にも参加しない難しい子なのでちょっと横に置いとくとして…)、あともうひとりの子が「学校に残ってた時にしたことをひとりで発表する」って言って、ひとりでプレゼン準備してたんだって。

 

かいが言うに、その子はひとりで発表したいって言うし、自分もその子と一緒に発表したくなかったと。

 

じゃああんたもあんたで学校にいた時のこと発表したらよかったじゃんって言ったら、同じテーマで発表するのはダメなんだ、って…なんだそれってしか言いようがない。

 

で、水曜日は毎週集会があるんだけど、その集会で発表したそうで…かいはまぁ結局何も言葉を発することなく一緒に前に立ってただけらしいんだけど…これ、私がかいの立場なら耐えられない。

 

これでも特に何とも思ってないかいだけど、あくまでもこれはかいの生まれつきの性質からくる、悪く言えば単純さ、よく言えばどんな状況でもわりと楽しめるところが彼を助けてるというだけであって…普通に考えて、ありえない扱いだと思うんですけど、どうですか???

 

実際、これが恐れていたことではあったんです、日本でだって、普通に考えたら、宿泊学習、修学旅行に向けて、クラス全体でいろんな予習をして、旅行後もみんなでこうしてまとめてプレゼンしたり感想書いたりしますよね。

 

そういう一連の流れから外されてしまうということですから、果たしてどういう扱いになるのか、と。

 

とはいえね、スキートリップにしてもなんにしても、一定数行かない子は毎年いるわけだから、それなりの対応をしてくれるんだろうと思ってました…が、まさかね、こんな仕打ちとは。

 

正直、はらわたが煮えくり返るくらいの思いだったので、担任と主任の先生にメールを送りました…水曜日にじっくり書いて、木曜日に送信。

 

どうしてかいが行ってない旅行についてのプレゼンに参加しなきゃいけなかったのか?なぜかいは旅行の絵を描かなければいけなかったのか?なぜかいも集会でみんなの前に立って旅行の思い出の発表をしなければいけなかったのか?かいがそれを楽しんでいたのは分かるが、それはかいの性質が彼を助けただけであって、私が同じ立場なら耐えられない。確かに行った子と行かなかった子を別々に扱うのは難しいのは理解するけど、行かなかった子のことも尊重してほしい、ということ。

 

ついでなので、前から何度か書いている、旅行の行きの朝だけでも学校がバスを出すべきじゃないですか?ということも付け加えて送りました…実際今年の二度のスクールトリップでは電車に問題があったわけだし、フランスの公共交通機関が信用ならないのは常識、と。

 

クレームなので、強めの口調では書いたんですけど。

 

で、次の日(昨日金曜日)、担任の先生から返信が来たんですけどね、まーすごいよ、超長文、しかも私に輪をかけて強い口調、少なくとも日本の感覚では考えられないね。

 

まずプレゼンに関しては、別にそのグループに入ることを強制したわけじゃなくて、かいには選択肢を与えて、彼がそれを選んだということ、そして彼はそれを楽しんでいたということ。集会で前に立ったのも別に強制したわけじゃなくて、やりたくない子はやらなかったということ。

 

バスに関しては、それを用意するにはお金がかかるし、別に電車で行くことを強制しているわけじゃない、公共交通機関が信用ならないなら好きな方法で私達とパリで合流して下さい、だいたいあなたは旅行に行ったわけでもなく詳細を知ってるわけでもないのになぜこんなことを言うのですか?と。

 

あなたは行かなかった子を尊重してほしいと書いたけど、同様に私の仕事も尊重してほしい、私の仕事の詳細を知らないのにどういう判断をしているんですか、と。

 

まだ言いたいことがある場合、ポジティブなコミュニケーションをするために批判的な物言いはやめて言って下さい…ま、だいたいざっくりこんなとこ。

 

…もうね、今までの主任とのやり取りを通しても、この学校の先生達には何を言っても通じないことは分かっちゃいたけど…それで過去に何組もの家族がこの学校を去って行ったのも知ってるんだけど…ここまで通じないものなんだなぁって、ほんっと、がっくりしましたよ。

 

というわけで、今度は私も少しトーンを落として、なるべく建設的に返事をしました。

 

学校生活において子供に選択肢を与える重要性は理解します、けれどもそれはこのケースには当てはまらないと思います。普通に考えて、行かなかった子が旅行のプレゼンに参加するのはおかしくないですか?かいが楽しんだのはよく知ってます、でも全ての子が同じシチュエーションを楽しめるとは思いません。もうプレゼンは終わってしまってるので、これは来年の行かなかった子のための私からの意見です。

 

バスに関してはお金がかかることは分かりますが、旅行に行かせられるような家族がバス代増えて文句言うとは思いません。過去の旅行では問題なかったのか知りませんが、今年は2回の旅行とも電車に問題がありました。スキートリップははなも参加したし、この前の旅行はかいは参加しなかったけど私はCE2のワッツアップグループで混乱ぶりを読んでいました。それに全ての家族が朝に車か何かでパリまで行けるわけではありません。そういうわけで私は提案したのです、検討する価値はあると思います。

 

あなたには1年を通して本当に感謝しています、かいは学校生活を楽しんでいるし、フランス語は驚くべき成長を見せてくれています。あなたが仕事を精力的に行っているのも知っていますし、今回のことは私があなたに対して初めて疑問に思ったことです。私の言いたいことを理解してくれることを望みます。

 

…ま、こんなかんじで…送って…しばらく泣きましたわ私。

 

この後1時間ほどでお迎え…行きたくなかったし、誰かにお願いすることも考えたけど、逃げるのもイヤだったので行ってきて…担任とは遠目に顔を合わせただけでお互い何も言わなかったし、私もさっさと帰ってきましたけど。

 

ちなみにこのあとはまだ返事ありませんが、前回の中国語の件で主任に返信した時ももう返事なかったし、今日から3連休なのでおそらくフェードアウトかなと思っております、私としてはもうこれ以上話し合っても無駄だとよく分かったので、言いたいことは言ったしもういいんですけど。

 

メールにはああ書いたものの、この担任にだって今まで「???」って思ったことは何度かあって…それでも頑張ってる先生だとは思ってたし、基本的に柔らかい雰囲気の女性なので、あの攻撃的なメールには驚きを隠せませんでしたわ。

 

先生の立場が絶対的に上というのは悪いことだとは思わないし、日本もある程度見習うべきだと思うけど、自分のやり方が絶対に正しいと信じて、保護者からの意見を全く持ち帰ることなく跳ね返してしまうのは、ちょっと違うと思うんだけど…もうフランスだから(もっと言えば日本じゃないから)こういうもんだと思うしかないんでしょうか?なんでこんなに話が成り立たないのかなぁと思うことばかりです。

 

公立ならそれでもある程度仕方ないと思えるかもしれないけど、結構な授業料が必要な私立ですよ?

 

そりゃ、旅行に行かないという選択をした家族は、私立学校からすりゃ良客じゃないでしょうよ、でもね、だからってさ…あまりにも子供に寄り添ってない。

 

なんかほんと、旅行全体を通して、本当にケアが下手な学校だなぁってのがあれこれ見えたので…ちょっとうんざりです。

 

事前の部屋割でも問題があったみたいだし、旅行中も、毎晩のようになにかといろいろあったようですが(主に女子がね…)、そもそもこの学年で4泊ってやっぱりどう考えても多いし、この距離の旅行、この年齢の子供を4泊の旅行に15人連れて行くのに引率が担任と補助の男性(いつも放課後預かりの補助をしている人)だけとかさー、まぁ日本人の感覚かもしれないけど、ちょっと全てにおいてtoo much…ついでに言えばその間主任の先生は脳内お花畑でハネムーンに出発とか、もう信じられないよ。

 

行きの電車がスト予定になってバタバタだったことは書きましたけど、帰りの電車も1時間くらい遅れたらしく(これは学校のせいではなくてフランスあるあるだけど…だから公共交通機関が信用ならないって言ってんじゃん!)。

 

ま、旅行自体は充実プランで楽しかったようだけど(そりゃあれだけ払うんだから充実しててくれないと困る)、もうちょっといろいろ考えたほうがいいんじゃないかな~って勝手に思っとります。

 

…分かってるんですよ、実際、私が勝手にひがんでるだけというか、行かせてあげられなかったかいに対する罪悪感がささくれ立ってるということは。

 

だって実際にかいは楽しんでたわけだし、なんなら木曜日には、担任の携帯で見た写真、チェコ弟と引率の男の先生がモンサンミッシェルを見ている写真を「(いい写真で)描きたくなったから」って自主的に模写してきたくらいで(苦笑)はっきり言ってこの子のこういうところに私はいつもものすごく救われていて、私が勝手にいら立ってるだけなのは自覚してます。

 

だからクレーム受けてる先生達からしたって、「だってかいは楽しんでたじゃない?何怒ってんの?自分の都合で参加させられなかったくせに」くらいに思われてるんでしょうよ。

 

なんかもう、何が常識なのか、分からなくなってきました…どこまで耐えるべきなの?どこから言うべきなの?

 

あー…ほんと、タイマンで言い合える語学力がないことが本当に悔しい…直接言い合えたらもうちょっとお互いにスッキリ終わるのかもしれないけど(それでも多分何も解決はしないと思うが…この学校の場合)。

 

あと、ひとつ失敗だったのは、月曜にかいにそれを聞いたんだから、遅くとも火曜日にはもうやめさせるようにすぐに意見具申するべきだったね…発表前に止められてればお互いにもうちょっとダメージ少なかっただろうに、これは大反省…ま、これも結局は言語力のなさから来る初動スピードの遅さなんだけども…。

 

それと…少なくとも来年は、もうちょっと行事のボランティアにも参加して、影響力つけるようにしようかな…今年はフランス語レッスンが多かったし、そもそも言語レベル的に不安が大きかったので…でもそんなことも言ってられない、もうちょっと頑張ってみよう…。

 

…というわけで、いつもなら1週間のまとめ記事を書く日ではあるのですが、他のことはこれに比べたら激しくどうでもいいので、割愛…。

 

今週はこの他にも、「…ここは日本じゃないんだよな…」って痛感させられる、「オブラートに包む」とか「気を遣う」とかいうのと正反対の行為にも二度ほど遭遇して…まだまだ日本を離れて1年しか経ってない、骨の髄からジャポネ―ズの私には、精神的ダメージが大きすぎました。

 

日本人が、周囲に気を遣いすぎなのも分かるし、もっと自分の気持ちを率直に相手に伝えてもいい頃になってきてるとは思う、けど…そういう、(よく言えば)奥ゆかしいところもまた、日本のいいところだと思うし。

 

世界には本当にいろんな考え、いろんな性質の人達がいて…その人達と共存していくというのは、本当に大変なことだなと、痛感せずにはいられません…。

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