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2018年9月 8日 (土)

マッサージと偽薬と意識改革と

今日は忙しくなりそうなので…朝のうちのさくっと更新してしまいます。

6月末に昨年度が終わってから、2ヶ月のヴァカンスがあったわけですが…新学年に向けて、はなのモチベーションをどうやって上げていくか…少なくとも、学校に行きたくない、学校がつらい、という状況からどうやって脱却させてあげるか…というのは、母親である私にとって2ヶ月間の大きな課題でありました。
7月中旬に1週間学童に通わせて、こちらももう全然ダメで(7月20日の記事参照)、どうしたものかと、本当に頭を抱えて、私も気持ち的につぶれそうになって…どこかに相談するべきなのだろうかと、ちょっとフランス内で日本語で相談できるところを探して、見つけたところを予約取ってみたりしたのですが…詳しくは書きませんけど、正直、ちょっと、対応が引っかかるかんじだったので、結局予約がキャンセルできるギリギリの日程でキャンセル。
学年が上がって担任も変わるし、新しい子も入るということだし、そこにちょっと賭けてみよう、少し様子を見てみよう、と。
かといって、それだけで何も対策をしないで送り出すほど、昨年度の状況は楽観視できるものではなく。
なので、まず、日本で、本を買い漁って読みました。
実はこのブログを書き始めて2本目の記事にひっそりと、はなが3歳の時に高機能自閉症の診断を受けているということを書いてあるのですが(2017年9月3日の記事参照)、改めてそこに向き合おうと思い、4冊の本を買いました。
どれも花風社という出版社からの本ですが、

「自閉っ子の心身をラクにしよう!」栗本啓司
「芋づる式に治そう!発達凸凹の人が今日からできること」栗本啓司
「脳みそラクラクセラピー」愛甲修子
「発達障害は治りますか?」神田橋條治

の4冊。
まだ「発達障害は治りますか?」が読みかけなんですが(フランスに戻ってから読書ペースが一気に落ちました…)、他3冊はフランスに戻る前に読み終えました。
はなの場合、そこまで深刻な症状でもないので、参考になるところならないところとありますが、とりあえず、寝る前にリラックスするワークをやってみよう、と。
リラックスする呼吸法をしてから、ベッドで足の裏やかかとをマッサージして、金魚体操と呼ばれるものをやって、それから寝るようにさせてみました。
当然ながらかいにもやってあげなければいけませんが…(笑)
でも、ふたりとも、マッサージされることをとても喜んでいて、さらにはなに関しては、よく眠れるようになったと言っているのです。
今まで知らなかったんですが、実ははなは、寝つきがすごく悪くて、布団に入ってからも1時間とか平気で眠れなかったみたいなんですね(昔はタオルさえあればどこでもコロッと寝てたのに…)、さらには夜中に一度は目が覚めてた、とのことで。
それが、よく眠れるようになった気がする、との本人談。
眠りの質が上がれば、気持ちも上向きになりますよね。
それに、そもそも、子供に優しく触れる機会って、もうこの歳になるとなかなかなかったので、短時間ながらそういうスキンシップの時間を設けること自体が、精神的にもいい効果をもたらしているかなと思います。
それにしても、神田橋條治先生ってすごい…一度私もはなも診てもらいたいです…。

そして、偽薬。
はなが幼稚園年少の頃、同じクラスの仲がよかった女の子に、年子のお姉ちゃんがいたんですけど、ママ曰く、そのお姉ちゃん、年少の時に幼稚園に行きたがらなかったりして大変だった時期があったんですって。
それで、幼稚園に定期的にカウンセラーが来ていたんだけど、その人に一度相談に行ったことがあったんですってね。
その時、薬でも何でもない…ただのサプリか何かって言ったかなぁ…ともかく薬ではない錠剤か何かを、「これを飲めば幼稚園に頑張って行けるよ!」って言って毎朝飲ませるようにしてみるようにアドバイスされたんですって。
そしてママはそれを実践してみたところ、ほんとに、その子はその後、ちゃんと幼稚園に通えるようになった…!って話を、ヴァカンス前に突然、ふっと思い出したんです、もう5年前とかに聞いた話でしたけど…。
そのママ、看護師さんだったんですけどね、ほんとにすごかったってびっくりしてたんですよね…。
それで、私もそれやってみようって思い立って。
で、百均でそれらしき小瓶を買い、あとはスーパーでお菓子のラムネ(緑色の細いプラスチックケースに入ってるあれね)を大量に買い込んできて、フランスに戻ってきたんですけど。
それで、登校前日、はなを部屋にこっそり呼んで、「これは日本のお医者さんでもらってきた、元気に学校に行けるお薬だから。毎朝飲んでから行けば大丈夫だからね。かいにもお父さんにも内緒だから、はなの部屋にしまっておいてね」って、特別感を持たせて渡したんですが。
ここで、思わぬ大失敗が!!
「おいしいお薬みたいだよ、先生、ラムネにそっくりに作ってあるって言ってたから」って言ったはいいんだけど、はながそれを見て、「うん、これラムネだよね、この顔のついてるやつ見たことあるもん」って…!
よくよく見たら、ラムネの中にひとつ、顔がついてるやつが混じってる…Σ( ̄ロ ̄lll)
「先生、それも含めて、そっくりに作ったって言ってたよ」って言いましたが…まさかの落とし穴…。
…てか、サプリにすりゃよかったんだよね、今これ打ちながら気づいた…そういうの飲まない人だから全然思いつかなかった…(苦笑)
ともあれ、それで、月曜火曜と飲んで、火曜の朝だったかな、登校中に、「今日もお薬飲んだし大丈夫だね」みたいなこと言ったら、ちーっちゃい声で、「絶対あれラムネだよ…」って言ってるはな(汗)
でも、水曜の朝、学校に着いてから、「今日お薬飲み忘れた…」とはなが言ったもんで、「大丈夫!今日は半日だから!」って、頬を両手で包んでパワー注入してから見送ってきたんですけど…きっとラムネだと思っていながらも、心のどこかで頼っているのか、この秘密のルーティーンを楽しんでいるのか、はたまた単純にラムネを食べられるのが嬉しいのか。
その後木金も、喜んで「お薬」を飲んでから登校していったはな。
もはやバレている以上、一種のゲン担ぎ程度のものでしかないとは思いますが…まだしばらくストックあるけど、全部飲み切る前に、学校になじんでくれていることに期待。

そして最後に、母親である私自身の意識の問題。
日本にいる時から、私は相当に厳しい母親である自覚はあり。
習い事もいろいろさせてきたし、家でも先取りで勉強やらせていたし。
当然、こちらに来るにあたって、せっかくこんな環境で暮らせるんだから、英語もフランス語も使えるようになって日本に帰ってほしい、と思っていたのですが。
でも、だからといって、「今日学校でちょっとは話した?イエスノーでも、なんかひとことでもいいから話してごらん」と毎日のように言うのは、まだはなにとってはストレスでしかないなと、反省。
日本の学校にいたってそんなに話すほうじゃなかったのに、それをこんなところで強いるのは無茶振りすぎるなと。
それから、お友達がいなくてひとりでいることにしても…彼女自身が「ひとりでいるのが好き」と思っている以上(6月22日の記事参照)、誰かと仲良くなれたらいいのに…って思うのは、親の勝手でしかないなと。
学校でお友達に混じらずひとりでいる娘を見るとつらいとか、せっかく周りの子達が親切に声かけて気にかけてくれてるのに…とか、人と関われないと将来苦労するとか、そんなのは全部大人目線の勝手な価値観であって、彼女は今ひとりでいることが精神衛生上健全なのであれば、それはもう仕方ない。
最近たまたま見たブログに、「ひとりでいられることはすごい能力だ」というようなことを書いてあって…確かにそうだ、私なんかは誰かといたいタイプだから(おひとり様行動も全然できるんだけど、周りがつるんでいるところでひとりでいるのはつらいタイプ)、そう考えたら、みんなが誰かといる中でひとりでいられるというのはある意味すごいことなんだ、と。
このあたりを、2ヶ月の間に、いろいろ考えて考えて…それで、もう彼女に関して、学校のことで「頑張れ」って言うのはやめよう、と。
とにかく、長い1日1日を、彼女なりに過ごしてきてくれれば、それでいい。
もちろん、家で勉強させる時とか、あとこれから始まる習い事とか、そういうことはまた話が別なんだけど、そうじゃなくて、とにかく学校生活に関しては、彼女のペースで平穏無事に1日を過ごしてきてくれればそれでいいと、思うことにしました。
そういうわけで、火曜日には新しい担任の先生にも、彼女はひとりでいるのが好きなんだということや、彼女に頑張れと言うのをやめたんだということを伝えてきたわけです。
正直言えば、ちゃんと英語もフランス語も使いこなせるようになって、日本に帰ってから帰国子女枠で私立中学に行ければ…と思うけど(かいに関してはそれを絶対的に望んでいるけど)、でもはなに関してはもう、別に無理なら無理で私立じゃなくてもいいかなとか(でも私立進学は彼女自身の希望でもあるんだけどね)、将来にしたって、別に無理に勉強しなくちゃいけない進路じゃなくてもいいかなとか(実際彼女は今やりたい方向性がちょっと見えてきているようだし…少なくともこの前まで言っていたキャビンアテンダントは彼女の性質考えたら絶対的に向いてない…苦笑)、まぁ、彼女に関してはもう、なるようになればいいかなと思うことにしました。
今年度からはなのみお弁当になったんですが、毎日お弁当にひとことメモを添えていて…そこにも「頑張れ」という単語は使わないように、「あと半日!」とか、「あと少しで2日休み!」とか、時には下手なイラストとか(笑)、そういうことを書くようにしています。

そんなかんじで送り出した新年度、最初の1週間はとりあえず上々の滑り出し。
新しい先生やお友達にだいぶ助けられた部分もあるけど、家での対策も少しは功を奏してくれているのかなと思いたい。
まぁ、そうは言ってもまだたった1週間…まだまだ1年は長いですが…とりあえず10月半ばからはまた2週間のプチヴァカンスが待ってますので(もはや苦笑いしかない)、まずはそこまで、無事に過ごせますように…!

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